最近、ノンフライヤーを使った料理にハマっている私ですが、ついに今回はパン作りに挑戦!発酵〜焼くところまで全部ノンフライヤーでやってみたので、そのレポ&レシピを紹介します。
ただし……
1回目は イースト菌を熱で死滅させて発酵せず失敗。
救済で揚げ焼きドーナツに変身しました💦詳細は以下の記事に書いているので興味ある方は以下の記事を読んでみてください🙌
【パンの発酵しない原因と対処法】失敗した生地の救済は揚げ焼き風ドーナツ!作り方・チェック方法も解説
2回目の今回は焼けたものの、ふっくら感がやや不足。
・一次発酵:1.3倍
・二次発酵:1.2倍
生地をこねる段階で水分不足でパサついていた可能性もあり、改善ポイントが多い結果に。
でも味は美味しい!レシピとしては成立しているのでシェアします。
ちなみに私が使用しているノンフライヤーはこちらです👇

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※このレシピはAIと相談しながら作成した“実験レシピ”であり、一般的なパン作りと異なる可能性があります。
※ノンフライヤーによっては発酵機能(30℃設定)が付いていません。 お使いの機種に合わせて温度調整を行ってください。なお、 発酵機能がない場合は、後述の「なんちゃって発酵室」を活用できます。
ノンフライヤーで作るバターロール&チョコチップロール(6個分)
■ 材料
- 強力粉:150g
- 砂糖:15g
- 塩:3g
- ドライイースト:3g
- 牛乳:80ml(人肌程度に温める)
- バター:20g(室温で柔らかく)
- 卵:1/2個(つや出し)
- チョコチップ:30g(3個分)
作り方(ノンフライヤーバージョン)
生地をこねる
- ボウルに 強力粉・砂糖・塩 を入れて混ぜる
- 人肌に温めた牛乳に ドライイースト を混ぜ、粉に加える
- ゴムベラか手でまとめる
- 台に出して約10分こねる
- バターを加えてさらに5分こねる
👉 目安は表面がなめらか・薄い膜ができること
著者は薄い膜がよくわからず次へ進んでしまったことが原因でふんわりしたパン生地になりませんでした…ちなみに以下がこね終わった生地です。

一次発酵(ノンフライヤー 30℃)
- とじ目を下にして耐熱ボウルへ
- ラップをふんわりかける
- ノンフライヤーの 発酵モード30℃で40〜50分
※30℃がない場合
→ 湯入りカップと一緒に入れて“簡易発酵室”に。
理想は2倍
→ 今回著者は 1.3倍 ほどで弱めでした。上記の設定で発酵させるも全然発酵が足りなさそうだったので追加で30分発酵させることにし、以下のサイズに…💦

分割&ベンチタイム
- ガス抜き
- 6等分にして丸める
- ラップか濡れ布巾で10分休ませる

成形(プレーン3個+チョコチップ3個)
共通の伸ばし方: 楕円に伸ばす(しずく型)
プレーン(3個)
手前から巻いてロール状にし、とじ目を閉じる
チョコチップ(3個)
チョコをのせて軽く押さえ、同じように巻く
👉 巻き終わりに寄せすぎると漏れやすいので注意


二次発酵(ノンフライヤー 30℃)
- オーブンシートに並べる
- 30℃で約30分
理想は ひとまわりふっくら
→ 今回は 1.2倍 と少し弱め。左記画像は2時次発酵前、右記画像は2次発酵後です。


焼成(ノンフライヤー 170℃)
- 表面に溶き卵を塗る
- ノンフライヤーを170℃に予熱
- 12〜15分 焼く
👉 早く焼き色がつく場合
- アルミホイルをかぶせる
- 160℃で長めに焼くのもOK
焼けたらすぐ取り出して冷ます
→ バスケット放置は底が湿気るのでNG
著者は170℃12分で焼きました。
今回ふっくらしなかった原因は?(実体験から解説)
生地の水分不足
こねている時に「まとまりにくい」と感じた場合、水分が足りていない可能性が高い。
パン生地は以下でで必要量が変わるため、5〜10ml追加してOKだそうです。
- 粉の吸水率
- 室温、湿度
温度が高くてイーストが弱った可能性
1回目はイーストが死んで発酵せず。これは明らかに 温度が高すぎた ことが原因。
イーストは以下の条件があるので、牛乳を温め過ぎないのが大事です。
- 50℃以上で死滅
- 35℃前後が活性化
発酵温度(30℃)がやや低く、時間が短め
ノンフライヤーの発酵モードは便利だけど、庫内の温度ムラ が出やすいみたいです。
特に冬場は内部が設定温度より下がりやすいので、湯カップ追加+時間延長が効果的かと思われます。
ノンフライヤーでパン作りを成功させるコツ
● 水分は気持ち多めにする
ノンフライヤーは庫内が乾燥しやすいため、生地がまとまりにくい=水分不足のサイン。
スプーン1杯(5〜10ml)ずつ足し、耳たぶくらいの柔らかさになるまで調整すると生地がうまくまとまるようです。
● 発酵時間は“倍”になるまで待つ
季節や乾燥の影響で発酵は左右されるようです。レシピの時間に縛られず、見た目が2倍にふくらむかどうかを基準にすると失敗しにくくなります。
● ノンフライヤーは風が強い
熱風が直接当たると、表面が乾いて膨らみにくくなることも。
焼成中はアルミホイルやオーブンシートで軽く覆うと、表面が乾かずしっとり焼き上がるようです。
● 温度ムラ対策
ノンフライヤーは庫内に温度ムラが発生しやすい機種が多ようです。
発酵時は耐熱容器に熱湯を入れて庫内に置く(湯カップ)と、安定した湿度と温度を保ちやすくなり、発酵が均一になるみたいです。
ノンフライヤーでパン作りにあると便利なアイテム
スケッパー
手でちぎったりするより衛生的で、生地分割が楽になります。
調理用シリコンマット
パン生地を生成する際に机が汚れがちになります。シリコンマットがあると丸洗いできるので再利用できる利点があったり、ほかの用途でも使用できます。
調理用ハケ
今回は卵液を塗るときに使用しました。ハケがなくても塗ることはできますが、あると便利です。
溶けにくいチョコチップ
焼き菓子やパンなど加熱するとどうしても溶けてしまうチョコチップ。今回は以下のチョコチップを使用し、実際溶けずに形が残った状態でした。溶けてほしくないという方にはお勧めです。
実際に焼いた感想(レビュー)
以下は焼きあがったロールパンの写真です。


味はちゃんとパンの味で、旦那さんにも手作りの美味しさが出ていると言ってもらえました。ただ、今回は発酵が少し足りなかったせいで食感としてはやや硬めだったので、次回は「水分+10ml」「発酵時間長め」で再チャレンジ予定です。
まとめ|ノンフライヤーでパン作りは十分可能!
ノンフライヤーは「揚げ物専用」のイメージがありますが、実は発酵から焼成までパン作りにも活用できます。
今回のように、生地の水分量や発酵温度の調整がうまくいかないと膨らみが足りなくなることもありますが、温度管理・加湿・こね具合を工夫すれば、ふっくらしたパンにしっかり近づけます。
とくに、
- ノンフライヤーの 発酵モードの有無
- 温度が高すぎて イーストを死滅させないこと
- 乾燥を防ぐための ラップ・アルミカバー
- 均一に焼くための 温度調整(170℃→160℃など)
このあたりを押さえておくと、失敗が減って安定します。
また、温度管理がしやすいノンフライヤーを活用することで、家庭でも手軽に“パン屋のような焼き上がり”に近づくことは十分可能です。
ノンフライヤー調理の幅はまだまだ広いので、パンづくりに挑戦したい方は、ぜひ一度試してみてください!
改めて今回私が使用したノンフライヤーはこちらです👇














