ノンフライヤーでローストビーフを作ってみたいと思い、いろいろ調べてみたものの、
出てくるのは低温調理機を使った方法や、温度管理がかなりシビアなレシピばかり。
「これ、手元のノンフライヤーで同じようにできるのかな?」と感じました。
我が家で使っているのは、COSORIの6Lノンフライヤー。
150℃の設定はあるものの、いわゆる低温調理とは少し違います。
そこで今回は、細かい理論よりも「実際に塊肉を入れてみたらどうなったか」を確かめるつもりで、ローストビーフを作ってみました。
この記事では、324gの牛もも肉を使って加熱した流れと、そのとき感じたこと、
「ここは想像と違った」「ここは調整できそうだ」と思ったポイントを、そのまままとめています。
レシピをなぞるというより、ノンフライヤーで塊肉を扱うときの感覚をつかむための記録として読んでもらえたら嬉しいです。
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150℃設定を使ったローストビーフの作り方
ノンフライヤーでローストビーフを作ってみたいけれど、低温調理機のような温度管理ができない点に、ハードルを感じる人は多いと思います。
今回は、COSORIの6Lノンフライヤーで初めてローストビーフに挑戦しました。
低温調理機は使わず、150℃設定をどう活かすかを前提に調理しています。
結果として、150℃は想像以上に火が入りやすく、調整が重要な温度だと分かりました。
この記事では、実際に作ってきた中での気づきや反省点も含めて、家庭で再現しやすい流れとしてまとめています。
使用したノンフライヤーと調理条件
※調理についての注意
本記事は家庭での調理体験をもとにした内容です。
ノンフライヤーの機種や肉の大きさ・厚みによって火の入り方は異なります。
体調に不安がある方や生焼けが心配な場合は、中心までしっかり加熱する、または調理用温度計で確認するなど、安全を最優先してください。
COSORI 6Lノンフライヤーについて
今回使用したのは、COSORI 6Lのノンフライヤーです。
- 温度設定:30℃〜230℃
- 庫内容量:6L(牛もも300〜500gが余裕)
- 温度管理が比較的安定している
低温調理専用機ではありませんが、30℃、150℃~230℃といった設定が細かく使える点は、肉料理との相性が良いと感じています。

材料と下準備で意識していること
材料(300〜500g想定)
- 牛ももブロック
- 塩(肉重量の1%)
- 黒こしょう
- にんにく(チューブ可)
- オイル少量
※この時は市販のローストビーフの素も使用しましたが、基本的には家庭にある調味料だけでも十分対応できます。
下準備で毎回必ずやっていること
- 冷蔵庫から出して60分常温
- 塩・こしょう・にんにくを全体にすり込む
- 表面にオイルを薄く塗る
特にオイルは、かけすぎると焼きムラの原因になるため、スプレーなどで薄く均一にする方が扱いやすいです。

150℃→230℃で加熱する理由
150℃は「中の火入れ」を担当
COSORI 6Lでの体感として、150℃は思っているよりもしっかり火が入る温度です。
目安時間は以下。
- 300g:20分
- 400g:24分
- 500g:28分
途中でひっくり返す必要はありません。この工程で、内部までじわっと熱を入れていきます。
左記画像は加熱前、右記画像は150℃の過熱後の写真です。


230℃は「表面の仕上げ」
150℃のあとに、230℃で3〜4分。
- 焼き色をつける
- 香ばしさを出す
- 表面の加熱を強める
COSORIは立ち上がりが早いので、ここは本当にやりすぎ注意です。
下記画像は230℃の過熱後の写真です。

お肉324gで仕上がりが想定と違った話
実際に324gの牛もも肉で調理した際、生焼けが怖いため150℃で25分加熱しました。
結果は、ミディアムとウェルダンの間くらいの仕上がり。
原因として考えられるのは、
- 300g想定より加熱時間が長かった
- 肉の厚みがそれほどなかった
- 休ませ時の余熱を甘く見ていた
この経験から、300〜330gなら150℃は20〜23分が一つの目安だと感じています。
ちなみに以下は作ったローストビーフをカットし、盛り付けしたローストビーフ丼です。

休ませる工程で変わること
加熱後は、アルミホイルで包んで15分休ませます。
この間に、
- 余熱で中心温度が少し上がる
- 肉汁が落ち着く
切った瞬間に肉汁が流れ出るかどうかは、この工程でほぼ決まります。
切るときの判断ポイント
- 中がピンク〜薄ピンク
- 肉汁が透明〜薄赤
もし、切った時にドロっとした赤い肉汁が出る場合は、150℃で+2分だけ追加します。
ローストビーフ作りで感じたこと
COSORI 6Lのノンフライヤーは、ローストビーフのような塊肉でも庫内に余裕があり、家庭用としては扱いやすそうだと感じました。一方で、低温調理機のように「設定して放置すれば完成」という調理器具ではないことも、事前に分かっていました。
実際に初めてローストビーフを作るにあたって不安だったのは、火の入りすぎと、生焼けの境界が分かりにくいことです。
そこで意識したのが、次の4点でした。
- 肉の重量(今回は324g)
- 肉の厚み(見た目以上に火の通り方に影響する)
- 加熱時間(長くしすぎないことを最優先)
- 加熱後の休ませ時間(余熱で火が入る前提で考える)
ノンフライヤー調理では、これらを感覚だけで決めてしまうと、想定と違う仕上がりになりやすいと感じました。
だから今回は、「とにかく安全寄り」「火を入れすぎない」という考え方を軸に、150℃設定を選び、時間を細かく区切りながら進めています。
もし生焼けが気になる場合は、調理用の温度計があると安心です。
中心温度を確認できるので、「見た目は赤いけど大丈夫かな?」という不安を減らせます。
ノンフライヤー調理では火の入り方に個体差が出やすいため、1本持っておくと判断基準になります。
まとめ
150℃設定が使えるノンフライヤーと、火の入り方を意識した少しの調整ができれば、ローストビーフは家庭でも十分楽しめます。低温調理機のように放置とはいきませんが、その分「今どうなっているか」を考えながら作れるのがノンフライヤー調理の特徴です。
最初から完璧を狙う必要はありません。重量や厚み、加熱時間、休ませ方によって仕上がりがどう変わるのかを知っていくことで、次はもっと自分好みのローストビーフに近づいていきます。
安全面を意識しつつ、少しずつ感覚を掴んでいけば、特別な道具がなくても“家で作る一品”として十分満足できる料理になります。

















