【2025年版】ノンフライヤーおすすめ6選|比較表で選び方も解説

キッチン家電

忙しい毎日に「揚げ物が手軽にできる!」と人気のノンフライヤー。
でも、容量や機能が多くてどれを選べばいいか迷いますよね。
この記事では、筆者が実際の使用感・口コミ・機能性をもとに選んだ、2025年注目のノンフライヤー6選を紹介します。

※Amazonや楽天市場のユーザー評価、メーカー公式情報を参考に選定しています。

ノンフライヤーとは?油なしでヘルシーに揚げられる理由

ノンフライヤーとは、油を使わずに「揚げ物のような食感」を再現できる調理家電のことです。
内部で高温の熱風を循環(=熱風循環式)させ、食材の表面をこんがりと焼き上げる仕組みを採用しています。

油を使わずに外はサクッと、中はジューシーに仕上がるため、カロリーカットしながらも満足感のある料理ができるのが魅力です。
健康志向の方や、ダイエット中・子どもがいる家庭にも人気が高まっています。

熱風循環式の仕組みをわかりやすく解説

ノンフライヤーの最大の特徴は、「熱風循環式(コンベクション加熱)」です。
上部にあるヒーターで温めた空気をファンで庫内に送り込み、360度全方向から高温の風を当てて加熱します。

この時、食材自体に含まれる油分が溶け出し、それが表面をコーティングすることでカリッとした揚げ物のような食感に。
つまり、「食材の中の油で揚げ焼き状態にしている」のがポイントです。

フライヤーとの違いを比較

「ノンフライヤー」と「従来のフライヤー」は似ていますが、加熱方法と仕上がりが大きく異なります。
違いを下の表で比較してみましょう。

項目ノンフライヤーフライヤー(従来型)
加熱方法熱風循環(高温の風で加熱)油の熱伝導で加熱
油の使用量ほぼ不要(スプレー程度)食材が油に浸かる
カロリー約40〜80%カット通常の揚げ物カロリー
後片付け簡単(油ハネなし)油の処理が大変
におい少ない強く残りやすい
仕上がりサクッと軽いカリッと濃厚

このように、ノンフライヤーは「手軽・ヘルシー・後片付けが楽」というメリットが際立ちます。
一方で、衣のコクや揚げ油の香ばしさを求める場合はフライヤーが向いています。
つまり、健康志向や時短重視の人に最適な調理家電といえるでしょう。

【補足】ノンフライヤーの仕組みは機種によって少しずつ異なる

ノンフライヤーは、どのメーカーも「熱風循環式」という基本構造は同じですが、
ファンの位置・風の流れ方・加熱ヒーターの数や角度によって仕上がりが微妙に変わります。

そのため、同じ食材でも

  • 焼きムラが出やすい機種
  • カリッと仕上がりやすい機種
  • 温度上昇が早い(時短型)機種

など、特徴に違いがあります。特に以下の点には注意しておくと失敗しにくいです。

違いと注意点まとめ

ノンフライヤーを選ぶ際にチェックしておきたい主な違いと注意点をまとめました。

注意点説明
風量・風向きの違い一部機種は下からの風が弱く、食材の裏側が焼けにくいことも。途中で裏返すと均一に焼ける。
温度設定の幅180〜200℃固定タイプもあれば、80〜230℃まで細かく設定できるタイプもある。
庫内サイズ・形状丸型バスケットは回転式で時短、角型は容量が多くパンや魚も焼ける。
ヒーターの数上部1基タイプは軽量・安価、上下2基タイプはムラが少なくトースター代わりにも。
音とにおいファンの音が気になる人も。作動音やフィルター構造も要チェック。

ワンポイントアドバイス

  • 食材の厚みや水分量によって仕上がりが変わるため、最初は少量で試すのがおすすめ。
  • レシピ本やメーカー公式サイトに掲載の「推奨温度・時間」を参考にすると失敗しにくい。
  • バスケットに詰めすぎない(空気が流れにくくなり、ムラ焼けの原因)。

ノンフライヤーのメリット・デメリット

ノンフライヤーは「ヘルシー」「時短」「片付けがラク」といった魅力がある一方で、いくつか注意したい点もあります。ここでは、購入前に知っておきたいメリットとデメリットを一覧表でまとめました。

メリットデメリット
油をほとんど使わずヘルシーに調理できる揚げ油で揚げたときのようなサクサク食感はやや劣る
機種によっては後片付けが簡単でキッチンが汚れにくい一度に調理できる量が限られる(機種による)
余熱・加熱が早く、料理によっては時短調理ができる庫内サイズが小さい機種は大きな食材に不向き
温度・時間設定が簡単で誰でも扱いやすい機種によっては動作音が大きい場合がある

ポイント:ノンフライヤーは「揚げ油なし=ヘルシー」だけでなく、後片付けの手軽さ光熱費の節約も大きな魅力。一方で、食感や調理量には差があるため、家族構成や調理スタイルに合わせた容量・性能を選ぶのが失敗しないコツです。

失敗しないノンフライヤーの選び方

ノンフライヤーを選ぶときは、「容量」「機能」「形状」「お手入れのしやすさ」を意識すると失敗しません。使う人数やキッチンの広さによっても最適なモデルが異なるため、ポイントを押さえて選びましょう。

① 家族の人数に合った容量を選ぶ

家族の人数に合わせて容量を選ぶのが基本です。容量が小さすぎると何回も調理する必要があり、逆に大きすぎるとスペースを取ってしまいます。以下は一般的な目安であり、食材の種類や調理内容によっては必要容量が変わるため、参考程度にご覧ください。

人数容量の目安特徴
1人暮らし1〜2Lコンパクトで省スペース。お弁当・おつまみに最適。
2〜3人3〜4L唐揚げ・ポテトなどをまとめて調理可能。
4人以上5L以上大家族向け。肉や魚を丸ごと調理できる。

② 温度調整・タイマー機能は必須

温度と時間を細かく設定できると、焦げ付き防止・焼きムラ防止に役立ちます。特に「80〜200℃」の幅で設定できるモデルが便利です。タイマーは15〜30分対応だと使いやすく、レシピの再現性も高まります。

③ 庫内の形状(角型 vs 丸型)をチェック

庫内の形状によって、調理できる食材や使い勝手が変わります。

形状特徴
角型トーストや串もの、グラタン皿も入れやすい。効率よく配置できる。
丸型コンパクトで手入れしやすい。少量調理向け。

④ お手入れが簡単な「バスケット分離型」がおすすめ

バスケットが本体から分離できるタイプなら、油汚れを丸洗いできて清潔。食洗機対応モデルならさらに便利です。内部がフッ素加工されている機種を選ぶと、焦げ付き防止にもなります。

⑤ デザイン・静音性も意外と重要

ノンフライヤーはキッチンに出しっぱなしにすることも多いため、インテリアになじむデザインを選ぶのもポイントです。また、稼働音が大きい機種は夜間や集合住宅では気になることも。レビューで「静音」と記載のあるモデルをチェックしておくと安心です。

まとめ:容量・機能・形状・お手入れ性・デザインをトータルで見て選ぶことで、長く快適に使えます。次の章では、実際に人気の高い2025年おすすめノンフライヤー6選を紹介します。

ここまでの選び方を踏まえたうえで、次に紹介するモデルからあなたのライフスタイルに合うノンフライヤーを見つけてみましょう。

2025年最新|ノンフライヤーおすすめ6選【比較表付き】

実際に人気のあるノンフライヤーを中心に、機能性や使いやすさを比較しました。レビュー評価や機能の特徴をもとに、初心者から家族世帯まで使いやすいモデルをピックアップしています。

※使用感は個人差があり、調理内容や環境によって異なります。購入前にメーカー公式情報を確認してください。

※価格は記事執筆時点の参考価格です。販売時期や店舗により変動する場合があります。

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COSORI ノンフライヤー(約4.7L)

COSORIの4.7Lモデル(PRO LE相当)は、家庭用として使いやすい容量と多機能プリセットを備えた定番モデルです。360度高速循環加熱で85%程度の油カットをうたっており、温度は最高230℃まで対応。トーストや唐揚げ、冷凍食品の温め直しまで万能に使えます。操作はタッチパネルで直感的、レシピ付きで初めての人でも失敗しにくい設計です。3〜4人分をまとめて作りたい家庭に向いています。

COSORI TurboBlaze ノンフライヤー(6.0L)

COSORIの6.0L(TurboBlaze)は大容量モデルで、パーティーや大家族向けに最適です。高出力(1500W)かつ温度は30〜230℃の広いレンジを備え、発酵やドライ機能のあるモデルもラインナップ。庫内が広く、串ラックなどアクセサリを使えば多段調理や大量調理がしやすいのが特徴です。音や置き場を確保できる家庭、来客が多い家庭、作り置きをする人におすすめです。

COSORI LITE ミニ(2.0L)

COSORIの2.0Lミニモデルは一人暮らしや少量調理に特化したコンパクトモデルです。約900Wの省スペース設計で、温度設定は75〜205℃、タイマーは最大60分。小型ながらレシピブック付きで使いやすく、ワンプレートやお弁当の加熱、少量の揚げ物に便利です。キッチンが狭い一人暮らしや、単身赴任の人、調理頻度が低めの家庭に向いています。

BRUNO(ブルーノ) ガラスエアフライヤー

BRUNOのガラスエアフライヤーは、透明なガラス製の庫内が特徴で調理中の様子が見えるビジュアル性と、全方位ヒートフロー(360°)での加熱が魅力です。油なしでクリスピー&ジューシーに仕上げられる点をアピールしており、デザイン性が高くキッチンに出しっぱなしにしても様になります。見た目重視で使い勝手も兼ねたい、インテリア性を重視する単身者や少人数世帯におすすめです。

山善 ノンフライヤー(約4.5L)

山善の4.5Lモデルは「価格と性能のバランス」が良く、コスパ重視の家庭に人気です。幅26.5×奥行36×高さ30.5cm程度の大容量で、冷凍食品や唐揚げをまとめて調理可能。タイマーや温度調節機能を備え、レシピブック付きで日常使いに便利。価格帯が手頃なので、まずはエアフライヤーを試してみたい人や、二人〜四人家族に向いています。

山善 ノンフライヤー(2.2L)

山善の2.2Lモデルはコンパクトながら1200Wの高出力でオーブン調理も可能なタイプです。温度調節は80〜200℃、タイマーは30分(1分刻み)で、バスケットや網プレートは水洗い対応。小さめの一家や一人暮らしで、でもパワーは欲しいという人に合います。価格が抑えられており、サブ機や初めての導入にも適しています。

スペック比較表(容量/サイズ/価格/消費電力/重量/食洗器対応/おすすめポイント)

機種容量サイズ(目安)価格(目安)消費電力重量食洗器対応時間調整温度範囲おすすめポイント
COSORI 4.7L約4.7L36.5Dx 27.4W x 30.7H cm(ハンドルと排気口を含む)¥13,980前後約1,230W約4.54 kg1~60分75℃ – 230℃家庭向けの万能サイズ。3〜4人家族に◎。
COSORI 6.0L約6.0L40Dx30Wx30.1H cm(ハンドルを含む)¥19,980前後約1,500 W約5.2kg1~24時間30℃ – 230℃大容量でパーティー・大家族向け。多機能付きモデルあり。
COSORI 2.0L(LITE)約2.0L25.6D x 21.1W x 26.7H cm¥8,980前後約900W約2.37kg−(明記なし)1〜60分 75〜205℃一人暮らし・少量調理に最適。省スペース。
BRUNO ガラスエアフライヤー約3.5L
W24.0×H30.8×D28.2cm
¥13,200前後約1,000 W約3.0 kg−(明記なし)1- 60分60-200℃デザイン重視。調理過程が見えるガラス庫内。インテリア性高め。
山善4.5L約4.5L36D x 26.5W x 30.5H cm¥8,980前後約1,200 W約3.5 kg程度−(明記なし)最大30分最高約200度コスパ重視。日常使いに最適な価格帯。
山善 2.2L約2.2L29.5Dx 22.7W x 28.7H cm¥9,480約1,200 W約3.1 kg程度−(明記なし)1- 30分80~200℃コンパクト&高出力。単身・サブ機に向く。

まとめ:自分のライフスタイルに合ったノンフライヤーを選ぼう

ノンフライヤーは「油を使わずヘルシーに」「後片付けもラクに」料理できる便利家電です。
一方で、容量や風量、温度設定の幅など、機種によって使い勝手が大きく変わります。

一人暮らしなら2L前後のコンパクトタイプ家族がいるなら4L以上の大容量タイプがおすすめです。
さらに食洗機対応温度調整の細かさなどもチェックして、自分の生活スタイルに合った1台を選びましょう。

今回紹介したモデルの中では、COSORIシリーズが総合的なバランスに優れ、時短・ヘルシー・使いやすさのすべてを満たしています。 デザイン重視ならBRUNO、コスパ重視なら山善もおすすめです。

ノンフライヤーがあれば、普段の食事がぐっと健康的で楽しくなります。
ぜひ自分にぴったりの1台を見つけて、毎日のごはん作りをもっと快適にしましょう。

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